雉も鳴かずば撃たれまい
ということを,つくづく思いましたね.菅直人・民主党代表辞任で.
こないだの,イラク人質事件の時は,
- 人質家族が人質の解放手段として「自衛隊撤退」しかありえない,と強硬に主張
したことが輿論の憤激を買って,訳の分からん「自己責任論」とかで大騒ぎ.
今回は,
- 自分の保険料納付記録を調査する前に「未納3兄弟」とか宣ってしまった
ことが,少し慎重だった福田前官房長官の行動との対比でえらく株を暴落させちゃった.もちろんそれ以前からの攻撃姿勢の記憶が輿論にあった,ことも否定できないですが.
その年金問題をテーマに進行している今日の『TVタックル』でマーラーの『悲劇的』が流れてましたが,キター!!と思いましたね.チャイコの『悲愴』では断じてない.菅が,民主党が,という「悲劇的」じゃなく輿論も含めた状況全体を指して「悲劇的」なんだよねぇ….