午前中休業

頭痛に加えて右目にチックが出てきたし,体のあちこちにかゆみが出てきて血が出るまで掻きむしったり,ともかくこれではまともに仕事できん,という状態だったのでそこは木っ端公務員,年休を取りました.

金輪際,ボキが出勤しなくてもつつがなく業務が回るのなら,先月来,準備とシミュレーションを怠っていない「一身上の都合により退職したいので…」の三行半をそっとかちょうに手渡すのだが,周囲のメンバー個々に余裕がなく,加えて20年も30年もこの業界にいて法令の読み方も分からないような手合いが多く,決してボクちんが仕事できるわけではないのですが,もう少し使い道が彼らにはあるようで….

ちなみにうちの担当,前にも書いたかもしれんが,ヒラ:オレ,係長級(主査という職名):3人!ありえないだろうよ,フツー.

あちきんとこの職場では,殺す人事/飼い殺す人事の2つがある.前者は,後者の人事で被害に遭うもの.飼い殺す人事とは,人事権者に取り入る手合いは業務内容・量に余裕のある管理部門に「引き上げ(うちの事務所の2階にこの部門が集中しているので文字どおり)」,とにかく仕事ができない/服従しない人間は窓口業務の輻輳する部門へと配置するもの.ボキは,殺されてる状態.

でね,こういう露骨な人事が罷り通り,加えていろんな合理化が行われて少数でいろいろと業務をこなさなあかん状況に追い込まれると,手に取るようにその人のキャパが分かるものなのだ.特に,うちんとこは,補助金支出先での不祥事対応というせんでもええ仕事に忙殺される人が出てきてるわけで,非常事態.もう,もろに見えちゃう.

例えば,今年から,エコオフィス推進+光熱費縮減のため,19:00以降の残業時には事務所の照明を消して,照明スタンド(貸し出し)の下で仕事せい,というお触れが出てるの.もうこの発想がバカっぽいと思うが,残っても金目にならない管理職はさっさと帰宅なされるわけだから,管理職会議でも反対の意思表明はほぼ0なんだと.

うちのような負け組窓口部門はどうやっても夜に食い込むので,か細い光源の下でちまちま残業をやるわけ.そこで,机の島が2ブロックはなれたところで会計検査準備で残っている部署が別室の蛍光灯の照明の下で丸くなって仕事してる.これを見たときの課員の反応が「会計検査だって言ったってこっちも仕事してるんだよ?なんで,別室での仕事なら蛍光灯つけていいってワケ?おかしいんじゃない?」と食って掛かるというもの.

余裕無いでしょ?同じ残業するもの同士で相手を罵り合って状況改善されるの?しかも,この発言,管理職の口から出たものだかんね.

ついでに「組合は…!」「○○は…!」と職場環境を変えうるほどの権力の無いところに当り散らしているのを見て,組織として末期だなとあたしゃ思いましたよ.まぁ,組合は力があっても最高意思決定者となれ合いだから,へなちょこと見ましょう.

同じ憤り(市民派っぽいね☆)を感じる私がしたことは,まちのじじいを名誉職的に据えてなんも機能してない公平委員会に措置是正要求する算段で関係規則をcheckしたのと,労働衛生安全委員会をどうやって動かすか思案したということと,省エネ実践つーことで菜種油に火を灯してその明かりで仕事する,狂っちゃいそうになったら,面倒な書類は全て焚書処分しようかなと考えた,つーこと.後半はもちろんシャレだが,相手が予期しない方向から揺さぶりをかけるのがケンカの常道じゃないの?少なくも,義憤の鉾先を同類あるいはそれ以下の者に向けて,その場だけスッキリなんてカコイクナイね.

まぁ,それくらい儂も含めて余裕がないんです….