非正社員切り捨てで失業率「改善」のまやかし(asahi.com)

d:id:flapjack:20041121
さんところから.
懐かしい名前を発見.首都圏大学非常勤講師組合の志田昇委員長.学生のときの「外国語文献購読」「倫理学研究」の講師.「外国語〜」で縁あって,ラニ・グイニア『多数派の専制:黒人のエンパワーメントと小選挙区制』(新評論)という本の下訳のバイトをさせてくれたものの,当方の時事英語力が完全にへなちょこで,一応の期限を過ぎてもまともな訳ができず,ほとんど詐欺のようにバイト代だけもらったことが今でも痛恨の極みだ.この組合の元委員長も,学生のときの「コミュニケーション論」の講師.よく考えてみれば,自分の取得した単位の多くが非常勤講師の講義によるものだった.
こんなことを言っても気休めにもならないが,センセたちの講義は楽しかったし,タメになったし,考えさせられもしたものだった.専任講師−助手−助教授−教授と正規職員のヒエラルキーを昇るに比例して,その職名の持つ権力に応じ学生を自分の研究に動員するようになるのが鼻についたし,教育よりもネタ提供という感じでイヤだった(みんながみんなそうだった訳ではないが).前にも似たようなこと書いてたか….