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キャリアパスの踏ませ方・ご都合主義バージョン

実は来週から,社会福祉士養成施設のカリキュラムの一環で,1週間施設実習へ行く.
この資格を取ろうと思った動機は,2つあって,1つは「何年経っても異動がないから,もうここでプロパーでやっていっても大丈夫なように箔つけしとこう」という当てつけないし職場に対する私怨から来たもの.もう1つは「福祉を相対的に把握して,事務も現場もできるスキルを身に付けよう」というめずらしく殊勝な気持ちを持ったためだった.どっちにしても純粋に私的な理由.
ところが,今の国会で審議中の介護保険法等の改正関係で,これまで行政側であまり日の目をみていなかった社会福祉士という職種が急に注目されるようになった.新しく構想された地域介護システムの中に「地域包括支援センター」という機関が市町村で必置(だったかな?)となり,センターに置くべき専門職員として「社会福祉士保健師,主任ケアマネージャー」が位置付けられたためである.
大概の市町村には「在宅介護支援センター」というものがあって,ここにも専門職員として置くべき職種に社会福祉士はあったのだが,福祉職は介護福祉士でも可ということであったので,多くの市町村では介護福祉士は採用していても社会福祉士までは採っていなかった.また,そもそも,地域でこの資格を持っている人が少ないということもあり,市町村の認識としても,介護福祉士あるいは社会福祉主事の上位資格のようなものとしか考えておらず(実はこの理解は介護福祉士との関連で言えば間違っているのだが,うちの職場ではこのように押さえている人が大半),「持ってる人がいないし,しょうがないよね」という感じだった(のではないかと思われる).
今,市町村は社会福祉士の取り込みに重大な関心を払っているはず.
そんな折に「え〜と,来週から社会福祉士の資格を取るために施設実習行ってきます」とか話したもんだから「それは,旅費とか義務免とか考えなければならないな」と課長・主幹からありがたくもうっとうしい反応があるのもむべなるかな,ではある.
通信教育やるのに30万のローンを組み,すでに去年もスクーリングを年休使って行っている.諸々で50万円以上の金はかかってる.でも,自分の金(借金している身でそういうのもなんだけど)でやってるから,資格取得はいつでもいいやと思ってたのだ,オレは.それが,「職場の命により」資格取得が「至上命令」と急になるのはなぁ….
レポートだって,ギリギリで出すだけ出した,という具合なのに.
試験対策なんて一切してないのに.
上司たちには「いやぁ,資格持ってる人を雇った方が安いですって!」と取りあえず予防線を張るしかないところである.