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「妻が突然出て行った:シングルファーザー奮闘記」(CX系『ザ・ノンフィクション』)

ガソリンスタンドで働く男性と小学生の男の子,外資系企業でマーケティングの仕事をしている男性と4歳の男の子,新聞配達で働く男性と生後7か月の女の子.3組の父子世帯の記録.
仕事柄,父子家庭を支援する施策がほとんどないことは分かっているつもりだったが,都市部で「男手一つで子育てする」ことの困難さを改めて知らされる内容だった.
特に,3組目の親子は,子どもを乳児院に預けることも考えるべきケースだろうが,早くに母親と離別した経験のある父の「子どもと一緒に暮らしたい」との思いから,深夜乳飲み子を一人家に残して働きに行かざるを得ない.父親の心情も分かるのだけれど,子どもにとってそれが望ましいことなのかと考えさせられた.乳児期あるいはそれ以降も親子は密着が必要な時期がある,ということを最近知ったからか,余計にそう思う.