読了
どうせマンガばかりですよ….感想以下ですよ….
- 作者: 太田光,田中裕二,野矢茂樹
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/12/06
- メディア: 新書
- 購入: 1人 クリック: 18回
- この商品を含むブログ (30件) を見る
本編の「心をどう説明するか」という問題を巡るやりとりも十分面白かったが,あとがきの野矢センセイのことばはありがたい内容だった.
あたしも,かつては病人だったのだけれど,病人の先達として伴走ならできるというセンセイに「もっと病んでいる頃に出会いたかったなぁ」などと思ったところ.
爆笑問題のニッポンの教養 宇宙人はどこにいるのか? 惑星科学
- 作者: 太田光,田中裕二,井田茂
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2007/09/27
- メディア: 新書
- クリック: 5回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
『ホーキング 宇宙を語る』が大ベストセラーになっても10代の頃はほとんど興味のなかった宇宙論だったが,これを読んで(というかこの回の放送は見ていたのだが)興味を持った.ようやく持てた,という感じが近いかもしれない.
- 作者: 太田光,田中裕二,吉村仁
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- 購入: 1人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (8件) を見る
放送自体も観ていたのだが,実にやさしそうないいセンセイで,結論的には「進化とか適者生存とかってそれほど合理的に形成されるわけでもない」という,あまりマッチョではない仮説が提示されてなかなか好印象だったし,実際,世の中そうあって欲しいものだと思った.
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/04/26
- メディア: コミック
- 購入: 2人 クリック: 5回
- この商品を含むブログ (7件) を見る
ストーリー自体はかなり激しく動いているのだけど,タイムトラベラーものに親近感が沸かないせいか,今一つ.
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2007/07/01
- メディア: 文庫
- 購入: 1人 クリック: 58回
- この商品を含むブログ (12件) を見る
柏木ハルコの最初の代表作を初めて文庫で読む.
本作に関する評は,それぞれの巻末にピエール瀧をはじめとして寄せられているので,特にこちらとしては言うべきこともない.
- 作者: 柏木ハルコ
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 1999/11
- メディア: コミック
- クリック: 29回
- この商品を含むブログ (14件) を見る
もう,感想でも何でもないが,両作とも煩悶――必ずしも性的な煩悶だけでない煩悶がテーマのように読めた.
2〜4巻を再読した後,いずれ改めて何か書くかもしれない.
- 作者: 安野モヨコ
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2003/11/05
- メディア: コミック
- 購入: 4人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (362件) を見る
- 作者: 山田芳裕
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/03/21
- メディア: コミック
- 購入: 7人 クリック: 54回
- この商品を含むブログ (118件) を見る
「数寄」に入れ込むあまりどんどん暴走していって終いに竪穴式住居で茶を点てるところまでいったところ,利休に「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」と一喝され,いったんは公務に励んで傷心を癒そうとするも「数寄」が捨てきれない織部が,山田芳裕の描画でこちらには痛いように,そして笑わずにはいられない形で表現されている.織部のオノマトペによる表現(本刊ではあまりなかったが)も笑える.
- 作者: 望月峯太郎
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2001/10/05
- メディア: コミック
- クリック: 7回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
あまり,クる話はなかったなぁ….そういえば,これ読む前に『お茶の間』を読まないと….
- 作者: 竹内洋
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/04/01
- メディア: 新書
- 購入: 4人 クリック: 26回
- この商品を含むブログ (37件) を見る
ちくま新書では,歴史学・政治学でも先行して「名著30」を出しているのだけれど,社会学,しかも竹内洋の「名著30」とあって,一気に読んだ.この人,昔から新書でばかりだけれども読んでいるが,実に読みやすく,しかも味わいがある文章で大好きだ(もはや(というかかなり以前から)学問的でもなんでもない評価).
とにかく要約がうまい.自分が読んでいない本についても,そうとしか思えない.で,要約されるとたいがい「あぁそういう話なんだぁ(完)」と思うところ,なぜか原典に当たってみたくなる書きぶりになっている.んで,ついあたしは,未読の竹内セレクションを徐々に集めて読み始めようとしている次第.時間があれば,再読したいのもあるんだけどなぁ….
- 作者: 大西巨人,のぞゑのぶひさ,岩田和博
- 出版社/メーカー: 幻冬舎
- 発売日: 2006/05
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 60回
- この商品を含むブログ (52件) を見る
すみません!つい斜め読みしてしまいました!
だけど,斜め読みじゃ全然分からん,この世界!
もう一度腰を落ち着けてじっくり拝読いたします.伊達に『失われた時を求めて』と比肩されてないわ.