『国保○○○ハンドブック』をディスる

 本日査収した最新版の『国保○○○ハンドブック』を頭から読んでいた.
 この『国保○○○ハンドブック』,はなから「精読する奴などいない」ということを想定してか,税込4,200円という価格にも関わらず索引がないのは,なかなか殿様商売だと思う.A5判・730ページ強,「改訂12版」と版数を重ねているにも関わらず,である.活字・行間等はゆったり.しかしレイアウト的には味も素っ気もない.ちょっとした辞書並みの厚さなのに,辞書的には使えない.「プロが読むものだから」ということであまり親切丁寧な造りではないのかもしれないが,ゆとり教育世代には取っつきづらいものである.
 役所向け本は上記のような造りが多い.『社会保障の○○』にもそういうテイストがある.