2009.09月読書メーター

 先月よりさらに完読本減少….しかもマンガばっかり….
 ところで,最近「Books for MacOS X」という蔵書管理ソフトがあることを知って,使い始めている.今までのこの手のソフトだと,データを手入力していくのが通常でその労力を考えると生来の不精者ゆえ「管理なんてするか」とやる気を失っていたのだが,これは,Amazonの書誌情報を参照しつつ内蔵のiSightでバーコードを読んでデータ登録していくので,これならやれると思った.
 現段階で新書を中心に部屋の中の本の3,4割くらいを登録できたと思われる.この作業をすると,結果的に死蔵されている本をタイトルだけでも見返していくことになり「これは読んでいない」「これは読みかけている」等々の積読本が,ビジネス書界隈でいうところの「見える化」されてきて(こういう使い方はしないか),憂鬱な気分になる.
 ついでに.鑑賞メーターの方のまとめは今月もしない.アダルトしか増えてないし(爆).今の気分は,どうも一定の時間を割いて映画を観るという感じではないので.
9月の読書メーター
読んだ本の数:12冊
読んだページ数:2298ページ
読んでた本の数:8冊
積読本の数:5冊
読みたい本の数:6冊

▼読んだ本
ロマンポルノと実録やくざ映画―禁じられた70年代日本映画 (平凡社新書 476)ロマンポルノと実録やくざ映画―禁じられた70年代日本映画 (平凡社新書 476)
読了日:09月30日 著者:樋口 尚文
インテリジェンス人生相談 [社会編]インテリジェンス人生相談 [社会編]
読了日:09月29日 著者:佐藤 優
おくりびと (ビッグコミックススペシャル)おくりびと (ビッグコミックススペシャル)
読了日:09月29日 著者:さそう あきら
敗戦と赤線 (光文社新書)敗戦と赤線 (光文社新書)
読了日:09月29日 著者:加藤政洋
インターネット書斎術 (ちくま新書)インターネット書斎術 (ちくま新書)
「あとがき」が記されたのが2002年1月となっているから,約10年前のインターネットの状況下のエッセイ.「書斎術」という題名ではあるものの,内容の大半は「日本語でインターネットを利用することの利点/難点」「インターネットから見える現代日本語の様相」とも言うべきもの.前者については,漢字かな交じり文という2種類の文字を使用する日本語の宿命か,10年後の現在も状況は変わっていないように思われる.とまれ,パソコンまわりの環境設定の参考にはならなかったが,日本語の勉強にはなった.
読了日:09月28日 著者:紀田 順一郎
吉田家のちすじ 3 (アフタヌーンKC)吉田家のちすじ 3 (アフタヌーンKC)
読了日:09月27日 著者:中島 守男
吉田家のちすじ 2 (アフタヌーンKC)吉田家のちすじ 2 (アフタヌーンKC)
読了日:09月27日 著者:中島 守男
吉田家のちすじ 1 (アフタヌーンKC)吉田家のちすじ 1 (アフタヌーンKC)
読了日:09月27日 著者:中島 守男
血の政治―青嵐会という物語 (新潮新書)血の政治―青嵐会という物語 (新潮新書)
先の総選挙において,方や外相在任中の出張中の不行跡が問題となり閣僚辞職,あげく落選となった中川昭一と,こなた自民党を離党し「みんなの党」を旗揚げ衆議院内での中間項となった渡辺喜美の父たちのノンフィクション.著者が中川一郎の亡骸の前で誓ったとされる「(あなたの)うらみを晴らす」内容にはまだ遠いような気がする.もし次に書かれる「中川一郎伝」があれば,本書はその序章と言えるかも.1970年代の政治状況をもっと読ませてくれるものがこれから出てくれば,との感を強くする.
読了日:09月23日 著者:河内 孝
日本銀行は信用できるか (講談社現代新書 2010)日本銀行は信用できるか (講談社現代新書 2010)
9/23 かねてから日銀の金融政策に痛烈な批判を重ねてきた筆者の最新作.この筆者の著作は,きっちりと相手方の主張の吟味・検討,これに対する批判と対案の提示,さらに各章ごとにまとめをおいて形式的にも読みやすい内容.これを読むと,日銀の「ゼロ・インフレ」という金融政策思想が正統派経済学から乖離しているか,日銀に金融政策の権力が集中しているかが分かる.「日銀は「物価の安定」のために政府が定める数値目標に到達・実現するための手段の裁量性のみを与えるべきだ」という結論に同意.
読了日:09月23日 著者:岩田 規久男
幻覚ピカソ 2 (ジャンプコミックス)幻覚ピカソ 2 (ジャンプコミックス)
兎丸先生は,繊細なタッチの描線や精密なデッサン力もさることながら,ストーリーテラーとしての才覚にいつも感服する.少年誌路線のスジもきっちり作り上げてしまうから.
読了日:09月22日 著者:古屋 兎丸
日本国怪物列伝日本国怪物列伝
右翼というか「壮士」「国士」系の福田セレクションの中では,南喜一に一番興味を持った.他の人物と比して,世間からみて崇高な思想はなかったのかもしれないが,侠気の塊のような人だったのだろうと思う.そして,艶福家と言ってしまえばそれまでだが,本当に「をんな」が好きだったのだなぁと思う.
読了日:09月15日 著者:福田 和也
▼読んでた本
インテリジェンス人生相談 [社会編]インテリジェンス人生相談 [社会編]
著者:佐藤 優
マンガ日本経済入門マンガ日本経済入門
著者:石ノ森 章太郎
日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座!日本史の考え方 河合塾イシカワの東大合格講座!
著者:石川 晶康
12歳からの現代思想 (ちくま新書 805)12歳からの現代思想 (ちくま新書 805)
著者:岡本 裕一朗
ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)ソウルの風景―記憶と変貌 (岩波新書)
著者:四方田 犬彦
孔子 (岩波新書 青版 65)孔子 (岩波新書 青版 65)
著者:貝塚 茂樹
新版・現代ヤクザのウラ知識 (講談社+α文庫)新版・現代ヤクザのウラ知識 (講談社+α文庫)
著者:溝口 敦
戊辰雪冤―米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」 (講談社現代新書)戊辰雪冤―米沢藩士・宮島誠一郎の「明治」 (講談社現代新書)
著者:友田 昌宏
積読
知の旅への誘い (岩波新書 黄版 153)知の旅への誘い (岩波新書 黄版 153)
著者:中村 雄二郎,山口 昌男
日本国家の起源 (岩波新書 青版 380)日本国家の起源 (岩波新書 青版 380)
著者:井上 光貞
漢の武帝 (岩波新書 青版 (24))漢の武帝 (岩波新書 青版 (24))
著者:吉川 幸次郎
伝説 (岩波新書 赤版 72)伝説 (岩波新書 赤版 72)
著者:柳田 國男
生物と無生物の間―ウイルスの話 (岩波新書 青版 245)生物と無生物の間―ウイルスの話 (岩波新書 青版 245)
著者:川喜田 愛郎
▼読みたい本
札幌の秘境札幌の秘境
著者:青木 由直
サブカルチャー世界遺産 (SPA!BOOKS)サブカルチャー世界遺産 (SPA!BOOKS)
著者:
安心して絶望できる人生 (生活人新書)安心して絶望できる人生 (生活人新書)
著者:向谷地 生良,浦河べてるの家
「心の専門家」はいらない (新書y)「心の専門家」はいらない (新書y)
著者:小沢 牧子
江戸から東京へ―町人文化と庶民文化江戸から東京へ―町人文化と庶民文化
著者:フィリップ ポンス
裏社会の日本史裏社会の日本史
著者:フィリップ ポンス

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