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日本史2級を受験してきた

 久しぶりに.前回はあと1問取れれば合格,という出来だった.
 この検定,合格したところで単なる自己満足にしかならない「趣味の検定」から,合否よりも自分の歴史の素養がどういう具合になっているか,その確認の場として使っていくものだろうと今回は考えた.もっとも,歴史の素養がどうあろうがあたしの社会生活にはなんら関わりのないことではあるが つД`)・゚・。・゚゚・:.。..。.:・゚
 今回の問題は,事前に対策がほとんど取れなかったわりには個人的には与しやすい問題だったかもしれない.ただ,大問5問で古代史は6割くらいの出来,中世史は5割くらいと相変わらずの弱さ──それでも,「信長と稲葉山城」っていうのは救いだった.近世・近現代は8割程度の正答──大問の5問目は「鳩山一郎と現代政治史」というタイムリーさで「ほほう」と思った.
 記述5/5を目指したかったが,最後の,近衛文麿が中心となって開戦直前に行われた政治運動の名称を,最初に「新体制運動」と書いたにも関わらず思い返して「大政翼賛会」とする痛恨のミス.このあたり,まだまだ知識があやふやだと猛省する.
 結局正答数は35/50だから,難易度を「易」と事務局が判断しなければ今回は合格しそう.それにしても,この1年近くあれだけ近現代史に関する本を読んでいるのに完璧とは言えない知識の定着具合だから,まだまだ勉強が足りないと思う.
 また,どの時代区分においてもそうなのだが,時代感覚が曖昧.それでも今回は,年表をよく見るとか基本年号と考えられるものを頭に入れるとかはした方ではあるのだけれど.
 他の人が取りこぼさないような基本を抑えきれていないところに難があることを痛感.逆に,通常の受験者が「難問」と感じる知識はあるような気はする(例えば「鳩山一郎が戦前,文相在任時に関わった思想弾圧といえば?」滝川事件,等).
 古代史の後半から中世史全般がネックになってることは再認識.どうもこのあたり,食指が動く本も余りないような気が(と,出版事情のせいにしてみる).来年は1級受けようと思うので,まだまだ抜けている通史的知識の定着が必要ではあるとおもう.
 世界史2級を受けた同僚に問題を見せてもらったが,こっちの方は数倍難しそうだった.事前にあたしが勝手に予想していた東欧現代史(1989の東欧改革から20年だから)はまるでなし.「2世紀の世界史」という同時代史が第1問で,ここからスタートだとめげる.同時代史は本当に苦手.結局これも,各国史を基本年号を押さえて横につないでいく知識の習得が必要で,どうやったらいいのかと帰りの汽車の中で考えていた.最近の資料集には,各世紀の世界地図に興隆していた王朝がマッピングされているページがあるので,こういうものを活用しつつ,やっぱり基本年号で横に知識を結合していく,ということなのだろうなと思う.
 あと1年後の1級チャレンジ(世界史か日本史かは決めかねているが)までまた適当に精進しようと弱々しく決意.