あずまきよひこ『よつばと!』メディアワークス(1)(2)

稲葉振一郎氏(明治学院大学)の「インタラクティヴ読書ノート・本館避難所」でのご本人の書き込みで知る.

No.131のコメントでは,

媒体からして萌えマンガであることを否定はできないのだろうが、それを超えた普遍性も有している。明らかに児童マンガではないが、児童マンガとしても読めてしまうのだ。

とのこと.

ボキ的には,おとなりさん3姉妹なんかはどうでもよくて,よつばのキャラの方がずっと好き.知識やボキャブラリー等が少ない(子どもなんだから当たり前なんだけど)中での思い込み,連想,行動,言動といった「子どもらしさ」がよつばに凝縮されてて,月並みだけど「かわいい」.で,周りの大人,特にとーちゃんがきちんとよつばに向き合ってるのも好ましい(えらそうだけど).

深い感想は,あちしの方に表現力がなくて述べられないが,楽しい作品.