先週末の試験2発(20051029−20051030)

20051029

翌日の日本社会福祉士会模擬試験を受験するため,同じく受験するご学友を乗せて札幌へ.
14:00,HTB本社到着.

(右側に写りこんでいるのは知らない人)
なにゆえここに来たのか.
アタック25」の予選会のためである.
もう2ヶ月くらい前だったかと思うが,たまたまCMで北海道予選のお知らせをしていた.「インターネットからも応募できます」とあったので,夜,酒飲みながらさっそくちょいちょい必要事項を入力してsend.で,応募したのをしばらく忘れていた.模試の方が近づいてきて「当日朝行くか,前の日から泊まるか,決めておいて」と相方のご学友に迫られていて「何とか金のかからん方法はないか」と悩んでいるふりをしていたときに,北海道予選会のハガキが届いたのだ.しかも,何の配慮か模試の前日.であれば「記念参加」よろしく行かねばと思い立った次第.
───
前日,「アタック25はどのようなシステムで本戦出場が決まるのか」をリサーチした.何でも,予選会に応募しても,すべての人に参加案内が届くわけではなく,書類選考があるとのこと.書類選考を通過すると予選会.ここでは,フェイスシートを記入させ,筆記試験を行う.筆記試験を通過した人は会場に残され,面接試験.筆記試験の結果に面接結果を考慮し,合格の場合はABCから向こう1年間有効期間を指定した「本戦出場権」の案内が届くとのこと.
ただし,このハガキが届いても確実に出場できるわけではなく,予選通過者の全国ランキングが作成され,上位4人ずつ本戦出場となる.予選会は全国各地で通年開催されているので,予選通過者の全国ランキングもその都度変動している.そのため,1年間の間に「今度の収録に来てください」とABCからお声がかからなければ,また予選会からやり直しとなる(この部分は,予選会場でABCの担当の方から説明を受けた).
世間では,大学や地域を母体とした「クイズ研究会」なるものが相当に組織されていて,当方のようなドシロウトが情報を得るのがきわめて容易な時代となった.その反面,研究会所属者たちは,日々クイズ道を研鑚・精進しており,ドシロウトが入る余地がないことも事実.何せ書類選考の段階から「戦いは始まっています!」みたいな煽りも目にし,「明日は記念品をゲットできればそれでいいよ…」とへこんでしまった.
───
14:30を10分ほど過ぎ,担当者から「会場へお入りください」との案内.会場に入り着席すると,「朝日放送アタック25」の文字入りシャープ&ボールペンが置いてある.これが記念品だった.とりあえず当初の目的は達成.
その後,フェイスシートが配られ,担当者の説明に合わせて記入開始.
「クイズ番組出場経験の有無」「アタック25出場経験の有無」「クイズ研究会への所属状況」を書かせる欄で,「この中で「アタック」に出たことある方,手ぇ挙げて見てください」との担当者の問いかけにおずおずと手を伸ばす人が数人はいるのだ.他のクイズ番組出場者,クイズ研究会に入っている人などその数ではきかないくらいいるかと思うと「いいんですぅ!ボクは今日はこの記念品を貰いにきたんですぅ!」と野心をクール・ダウンさせるほかなく….
「得意なジャンル」「好きな音楽」の記入は,頭を悩ませた.「みなさんが「アタック」に出られたときは,みなさんが確実に答えることのできる問題を用意するために必要なので,できる限り詳しく書いてください.「日本史」では広すぎます.「江戸時代の○○」と限定して書いてください」と言われ,必死に考えるのだが「自分は何が得意なのか,どんな音楽が好きと言えるのか,分からん」…とにかく別に得意でも何でもないけど「古典落語」「ラグビー対抗戦グループ」「筋肉少女帯」「クラシック(チャイコフスキーとか)」とりあえず思い付いたのをでたらめに書いた.「苦手なジャンル」は「理系全般」「ファッション」と即答できたのだが(爆).
最後に自己PR.「小学生の頃から,日曜の昼は「アタック25」と決めてずーっと見ていました(時々NHK「お好み演芸会」に浮気することもありましたが…).憧れの児玉清さんに是非会いたいです」とか書いたような気がする.後で担当者の方から聞いたが,本当はこの予選会に児玉氏もいらっしゃる予定だったのが,CX系「危険なアネキ」のロケが入ったのでキャンセルされた由.ここで会えていれば「また,どこかでお目にかかります.ごきげんよう!」で完全目標達成だったのにぃ….
そして,8分間の筆記試験30問開始.覚えているのだけ列挙.

ルターの「○○か条の意見書」
うわ,「高校地歴科教員免許」持ってると書いておきながら,忘れてるよ….「59」と書いておいたが,逆.「95」だった(爆).
山田優押切もえ蛯原友里が専属モデルのファッション誌」
CanCam」で当たってはいたんだけど,どっちが"n"でどっちが"m"かしばらく悩んだ.
「舞台の夜公演はソワレ.昼公演は?」
響きから言ったら「マチネ」かな?と書いたら当たりだったみたい.
東大寺大仏殿壁画(?)を描いた文化勲章受賞者」
わかんねーけど平山郁夫かと適当に答える.
映画「春の雪」の主題歌を歌うのは?
♪テン,テケテケテレテケテン,ポォヲォオ〜♪と頭の中で「春の海」がヘヴィー・ローテーション状態(爆)これも自信ないが,「宇多田」と書いといて○のようだった.
「和歌で発音の類似性を使って、1つの言葉に2つの意味を持たせるという修辞法」
最後まで回答できなかった2問のうちの1つ.「季語」「切れ字」は俳句だというのにそればかりが頭の中を駆けめぐる….コダキヨ氏が「んっ?ご存じない?!」と迫ってくるイメージが…うぅっ.「高校生の時だったら即答できたのに…」と年をとったことをその場で悔やんだ(正解は掛詞で,家で調べるまで思い出せなかった)
ハックルベリー・フィンの冒険」を書いた作家
解けなかった問題part2.試験中は「スウィフト?」という名前がずーっと出てくる.それは「ガリバー旅行記」だと分かってるんだけど.そのうち「「ジョン」とかバカ犬に付いてそうな名前のようなイメージを広げよ」といろいろ考えて「マーク…」まで出たがファミリー・ネームで出てきた候補が「ピーターセン」って,それは岩波新書で「日本人の英語」かなんか書いてた人だろ!と自分にツッコミ.

普段から鍛練を怠らない猛者・つわものぞろいの中で,こんなんじゃ通らん…という出来と思った.たぶん20点から25点くらいは取れたんだろうけど.採点時間に入ったので休憩,会場の外でたばこを吸う.
…マーク,マーク,マーク,…!トウェインだよ!!!(爆)
休憩終了し,筆記試験の結果発表.
「順番に番号を読み上げますから…」1番,○番,…,3x番,3y番で私の番号は飛ばされたので,そそくさと荷物を片付け始めていたら「3z番」をっ,オレだよ!なぜか筆記通過!
「呼ばれた方はこのあと面接を行います.今呼ばれなかった方は,残念ですがここでお帰り下さい.お疲れさまでした」との担当者の声に,まだ片づけを止めずに帰ろうとしていた私だった.軽いパニック状態だった.
その後は,2人1組でチェキで写真撮影.エントリー・シートに貼るようだ.
そして,面接.「以前,6枚取ったんですが,パリには行けませんでした」というマダムの他,「アタック」出場者ゴロゴロ残っている!クイズ研究会も多し!押し出し強い人ばかり!そんな中,丸刈りが伸びきってさらに天パで毛先跳ね上がりまくりの「Aボーイ・落武者風」の私はぼそぼそと「できたら,大阪で児玉清さんにお会いしたいです」と話すだけだった.面接が終わって,いよいよ出場はダメだなと思った.
局からの帰り道,待たせていたご学友に「イタリア行けるといいですね!一緒に行きましょうよ!」と言われるも,あの,まだ出ると決まったわけではないんで….長時間運転と,普段使わない頭を使ったので猛烈に疲れた.

20051030

本来の目的である模試.
設問を読んで「おっしゃることが分かりかねますが…」というのばかり(爆).自信のない回答をした問題に“?”をつけていたが,“?”ついてないのがほとんどなかった(爆).
組み合わせ問題が多かったので,「選択肢多数決法」とか適当に駆使して回答.
結果.
当初の目標30/150を超え,78/150.全然,合格ラインには達していない.
科目中,出来の悪かった2科目が,学士号を持つ「社会学」と現担当の「児童福祉論」(爆)…il||li _| ̄|○il||li

-`).。oO( 国家試験まで,あと2か月ちょっとか… )