久しぶりに観た.夢之助の「時そば」.
談志の『現代落語論』を最近また読んでたんで,その印象もあったかと思うが….
前日,夜鷹蕎麦で1文ごまかしたヤツを見て「オレもやってみよう」と翌日マネする間抜けがいう台詞.素材にこだわりがあるんだろ?とそば屋の亭主に問いかけるところ.「削り節はどっからとってんだい?…カムチャツカぁ?そりゃシャケじゃねぇのかい?じゃ,醤油は?…イラク?そりゃ石油だろ」
そこそこ笑いのとれていたとこなんだけど,オレはやだなぁ.野暮だもん.古典落語,「時そば」の成立の頃と時代が急に飛ぶんだから….
できれば,文朝か円窓で「時そば」聴きたいなぁ.