「リアルモテ非モテ診断」http://www.motehimote.com/section1/s1_2.html

「フラット系フラット君」との結果…orz.結果詳細:http://www.motehimote.com/section1/shindan/diagnostic_result_m.html
けっこう,外見的個性については,本人は要らないと思う部分に「ある」のだが….
余談だが,昨日,服買いに行って,しみじみと「オサレにも多少は気を遣わなきゃダメか」と思った.
普段は,こーでぃねーとについては「持っているものの範囲内で」くらいでしか考えていない.「アイテムを増やす」などとは夢想だにしなかった.
しかし,店でオレよりは5つ6つは若い店長さんに「アンタは,どういうポリシー持って服選んでるのヨ?」くらいにキツい質問攻めにあうと,めげた.いや,その女子店長がどうこうではなく,「見られているということを意識してれば,少しは自分の好みの色合い・形が適切に答えられるぐらいにはなってて当たり前でしょうよ,30男なんだから」という自戒の念に駆られたということ.
男も女も見た目です.ある程度は.

岩田規久男,2005『日本経済を学ぶ』ちくま新書512.

第1章まで.雑談をはさむ「学外講義」形式を採用とのことで,読みやすい.「ロンドンでは学生から『脱線話しか記憶に残らなかった』と言われた」などと書かれているが,そんなことはない.
「日本の高度経済成長をもたらした要因はなんだったのか」ということについて,筆者は,旧通産省などによる産業政策が効を奏したのではなく,あくまで自由競争と政府が干渉しなかったことで成功したのだとする主張.その後成長率が鈍化してきたことについては,田中角栄の「列島改造論」とか「均衡ある国土開発」いわゆる全総あたりの話が出てきて,過剰に地方に投資しだしてからだ,との見解に立つ.
こういう説を目にすると,地方在住者としては悩む.特に,地方行政の末席を汚している立場とすれば.ただ,少なくとも現在の状況は,田中角栄の功罪はともかくある程度地方が豊かになってしまっているというところが出発点になっているので,都市から山村・漁村までの投資配分の最適化はどのようになされるべきか,ということになるのではないか.もっとも,あくまで「日本経済」というのが本書にいうマクロ経済の規模なので,都道府県とか市町村単位にまでサイズを落としたときには別の理論付けになるのかもしれない.というか,ここから先は「政治の問題」ということになるのだろうか.
※ 小金を持つとすぐ本買いたくなる癖はだいぶん落ち着いたと思ったがまだまだ.読みかけ大杉.