読了:本田直之『レバレッジ時間術』

 今日読んだ,ということではなく「そう言えば読み終わっていた…」というもの.

 ここのところ新書業界へのビジネス書の進出がめざましい,という感じなのだが,本書もそういう系統の一つと言える.
 本書で語られている「時間投資」の思想と戦略については,その多くに同意するし,また,本書を読む以前にすでにしていたこともある.例えば,タスクリストの作成は,職場のグループウェアでのToDoリストと併用してすでに実践している.あたしの場合,ToDoリストはあとでその履歴を見ることで年間のどの時期にどういった業務をしていたかを振り返るために,いわば記録として使い,タスクリストはその前段階をこなさなければならないことをリストアップして,終わったら消していくという本来のToDoリストのような使い方をしている.
 ただ,あたしのタスクリストは消化率がかなり悪い.「お前だけじゃない!」と言われそうだが,完了するものより追加業務の増加の度合いが圧倒的で….そもそも,仕事の仕方がまずいのか?
 それにしても,余白が多くて,文字が大きくて,読みやすい….目に優しい.